小さなことでも請け負ってくれる
最近、なくなられた親を、生きていることとして年金を不正受給したニュースがありました。
生活の足しとはいえ、とても悲しいことです。生み育ててくれた親の葬儀も出さないなんてと思ったものです。
葬祭業によってはペットを専門に行ってくれるところもあり、愛犬をなくされた方は利用しています。
一般の葬祭業者は、死産でなくなられた小さな子供のものをしてくれるところもあります。これは実際に経験した方がいましたので聞いた話です。ただ、この世に生を受けてはいませんので葬儀という形ではなかったようです。
個人の遺志
個人の遺志で葬儀が決められることがあります。
実際に葬儀を申し込んだ方はご存知だと思いますが、
かなり高額になっています。
それが分かる方は、生前から「告別式はしないで」と、家族に伝えるようです。
残った家族へ負担をかけたくないという配慮ですね。
生前葬というものがあります。
故人となる前に、自分でお金を支払って行いますが、
家族の負担を考えるといいのかも、、、
と思う反面、少し複雑です。
簡素化
地域によってお葬式の形も様々です。
沖縄では通夜、告別式、初七日、二七日、三七日、四七日、五七日、六七日、四十九日とあり、そこでいったん一区切りで、一年忌を行いました。
7週間、毎週ということですね。
このような沖縄でも、最近簡素化するところが増え、告別式の日に、四十九日を終わらせるところもあります。
遠方への配慮もあるのでしょうが、なんとなくさびしい気がしますね。
葬儀業者との契約
多くの人はあらかじめ葬儀業者を決めているということはないため、
病院の公衆電話の前でタウンページを見て適当に決めたり、
親戚のおじさんが以前あの業者にしてもらったよ、といえば
その業者に電話したり、何もあてがなければ病院の看護婦さんに
紹介してもらった業者に電話するということになります。
しかし、葬儀業者との契約は100万円を超える個人としては
比較的大きな契約になるにも関わらず、価格交渉をしたり、
相見積もりをとったりしづらい契約ですので、
安易に業者を決めるのも考えもの。
事前に検討しておくことも重要でしょう。
身内の方が亡くなった直後
葬祭業者に葬儀の依頼をするのは、
身内の方が亡くなった直後ということになります。
当然、普通の気持ちではありません。
取り乱してしまって何もできないとか、
取り乱さないまでも、初めてのことに
何をすればよいのか分からないということが普通です。
多くの病院には霊安室が用意されていますが、
ここは一時的な安置施設に過ぎませんし、
大抵は定員が1名です。
病院としても、霊安室で長居してもらうわけにはいきませんので、
早めに葬儀業者に霊柩車(寝台車)を手配してもらうよう促されます。
プロとしての葬祭業者が必要
村の中で協力し合って行っていた以前と違って
今では葬式は全て故人の身内が行います。
何の知識もない人が滞りなくお葬式を終えるためには、
プロとしての葬祭業者が必要で、
非常に頼りにされる存在になっているのです。
職業に貴賎なしといいますが…
職業に貴賎なしといいますが、
以前は、葬祭業はどちらかというと
卑しい職業とされていたこともあります。
遺体を見たり、触ったりするのが心地よいという人は
なかなかいないでしょう。
特に昔は感染症を防ぐ知識などが今ほど一般的ではありませんから、
亡くなった方との接触により病気になったりすると、
たたりだの、のろいだのといったことが言われ、
そんな穢れた遺体を触るのは、もっぱら卑しい職業とされていたわけです。
以前は村ぐるみで葬儀をやっていた
葬祭業というのは、
人間が文明的な暮らしをするようになってから、
ずっと存在している職業と言えます。
以前は村ぐるみで葬儀をやっていたので、
葬祭業としてお金をとってお仕事をしていた人は少ないようですが、
それでも、葬式のプロというか、葬儀のときに、
中心となって動く係が決まっていたというところも多いようです。
葬祭業者というプロ
どんなお葬式でも、
ぶっつけ本番のライブと大差ない…と前回書きました。
こう考えると、お葬式というのが
いかに無謀なイベントかというのが分かりませんか?
そんなぶっつけ本番のイベントを滞りなく進行させ、
終わらせるためには、葬祭業者というプロが
必ず必要になるというのも納得できるでしょう。
その人のお葬式というのは一回限り
いくら長期間の入院をしていたとしても、
医者から余命を告知されていたとしても、
今夜が峠だと言われていたとしても、
やはり身内が亡くなってしまうというのはショックなものです。
そもそも、どんな人でも、
その人のお葬式というのは一回限りしかありません。
基本的にリハーサルというのはありませんから、
どんなお葬式でも、ぶっつけ本番のライブと大差ないわけです。